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執筆者の写真Toshihiro Doi

ブレずに楽しむ

明けましておめでとうございます。2021年もいよいよスタートしました。


今年の年末年始はとても寒く、外に出していたメダカの水も凍るほどだった。びっくりしたが元気に泳いでいる。大分でもうっすらと雪が積もり、山間部ではチェーン規制も出ているようだ。寒さだけではなく、今年は帰省が制限されたり、親戚の集まりができなくなったり、楽しみにしていた教え子たちとの再会も、叶わない正月になった。





こんな1年後を誰が予測しただろうか?そしてこうなってしまった以上、2021年の今年も、何がどうなるかわからない。「予測できない未来」というフレーズを身に染みて感じた1年だった。そしていよいよ、これからの未来を創る子どもたちに、どんな力が必要かがはっきりと見えてきた感じがする。


まさに今、世界が直面している様々な課題に、私たちにはない柔軟な発想や、新しい解決方法を創造できる子どもたちを育てなければならない。課題を先送りするわけではないが、これからの未来を真剣に考えると、年齢や性別の括りなど小さなことのように思えてくる。


今週のタイトルは「ブレずに楽しむ」とした。株式会社Doitも1月末で2期目を終える。県職員をやめ、起業してからもう丸2年が経とうとしている。遠い昔のことのようで、あっという間だった気もする。この2年間で出会った様々な人たちのおかげで、なんとかやってこれた。





「子どもたちのために」という自分自身の働くモチベーションは、一切変わらずにいられた。現場を離れ、行政を離れ、遠くなってしまった学校だが、私の中では教員をしていたときの自分と、思いの強さは全く変わっていない。常に同じことを問い、思い続けることの大切さは自分が一番わかっている。


様々な立場を経験し、そこで手を抜かずやりきってきたから言えること、感じられることがあり、それが私の1番の強みだ。それぞれの立場に立って考えられること、そして現役で子育てに関わり、一人の親であることも楽しんでいるからこそ見えるものもある。


一つの山を登るとき、どの道を通り、どんな方法で登るのか、それをいくつもシミュレーションできることが大切だ。自分の前にある道だけではなく、いろんな登り方があっていいし、それを肯定しながら、より良い道を一緒に探す。それもワクワクしながら、楽しみながら。そんなイメージで仕事を続けていきたいと願っている。






これから3月までの間に、全国の7割の自治体に端末が整備され、1人1台環境が一気に整う。いよいよここからが本番だ。デジタル教科書も急ピッチで進められようとしている。これほどの大きな変革は今まで誰も経験がない。だからこそ、基本に立ち返り「子どもたちのために」本当に何が必要か、これからのためにどうあるべきかを考えるときだ。


教育に携わる仕事を選んだ以上、その基本を忘れずに、ブレないことが重要で、それをこれまで同様体現していきたい。そしてワクワクしながら働き、子どもたちの未来を想像する仕事を楽しみたい。しんどい時も楽しく働く姿は、大人にも、子どもにもいい影響になると信じて。


2021年に出会うであろうたくさんのみなさん、これまで一緒に仕事してきたみなさん、今年も子どもたちの楽しい未来を創るため、一緒に頑張りましょう。きっと今年が勝負の年で、大切な1年になると思います。ブレずに楽しくを合言葉に。

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