Toshihiro Doi2021年1月23日読了時間: 3分マインドセットを変える寒かった時期も峠を越え、雨が降るごとに少しずつ暖かくなってきた。今週末の大分は朝から雨、海で遊ぶことも叶わず、家で静かに過ごそうと思う。平日出かけていることが多いので、なるべく週末は家の仕事をしたり、近所で過ごすことが多い。きっと無意識でバランスを保っているんだと思う。早く春が来て、明るく、テンション高く過ごせればいいな、と最近よく思う。暗いニュースや出口のない話ばかりでちょっと滅入ってくる。季節が変われば、時間が経てば、モヤモヤした雲も晴れるかもしれない。今週は大阪、京都に出張だったが、飛行機も減便、食事も20時までで色々と制約があり、なんだか大変な出張だった。今週のブログは「マインドセットを変える」というタイトルにした。マインドセットの意味を調べてみると・・生まれながらに持つ性格受けてきた教育経験先入観時代背景などからつくられた物の見方価値観判断基準信念思い込みといったパラダイムなどさまざまな要素から構成される、思考様式、心理状態などを表した言葉のこと。マインドセットには、プラスの好循環を生み出すマインドセットと、マイナスの悪循環を生み出すマインドセットの2種類があります。https://www.kaonavi.jp/dictionary/mind-set/と書かれている。まさしくこれだ。いろんなところで様々な人と話すと、最後に出てくるのはいつもこんな話。私たち自身が、このマインドセットとどう向き合うか、という結論になる。例えば、今学校に導入されている一人一台の端末。一部の先生たちにとっては不安と恐怖になってしまっている。〇〇したらどうしよう、落としたら、壊したら、SNSを使い始めたら・・・などなどマイナスの悪循環を生み出す要因はたくさんある。そもそも学びの道具としての認識がないICT機器。私たちが教育を受けた子どもの頃には、インターネットもPCも身近なものではなく、特別なもので、壊れやすいもので、よくわからないものだった。それが今では生活の一部になり、身体の一部になり、そして子どもたちに渡されることになった。まさに、自分のマインドセットの中にないものが、一気に普及し、「使わなければならない」という窮地に、先生たちが追い込まれているのだ。これから起きる様々なことは、おそらく誰も経験のないことだ。その時に、自分自身のマインドセットに目を向け、どんな風にプラスの好循環を生み出すマインドセットに変えていけるかがポイントになる。導入に関わっている学校の年配の先生、ICTの導入には否定的で、怖い、と言っていたが、子どもたちに手渡すときに「楽しめ、遊べ」と伝え、わかったことを教えて欲しい、と子どもたちに話していた。開き直りました、とその先生は話していたが、まさに自分で好循環に転換させた瞬間だった。SNSは今や社会のインフラでビジネスツール、ICTを使うことは必然。遊びの中からヒントが生まれ、操作技術は向上し、知識は増えていく、学びと遊びの境目は難しい。安心して失敗できる学校という場も、教育委員会も、先生も、失敗できない状態になってしまっている。 だからこそ、マインドセットを変え、柔軟に、ゆったりと、楽しみながら迎え入れ、受け入れられるようになって欲しいと思う。ハードルを下げ、縛りを緩め、遊びも、失敗も受け入れて、学校とICTのマッチングが成熟していけるといいな、と思う。そのために、大人にも、子どもにもゆとりや余白、アソビが必要だ。マインドセットを好循環にするために・・
寒かった時期も峠を越え、雨が降るごとに少しずつ暖かくなってきた。今週末の大分は朝から雨、海で遊ぶことも叶わず、家で静かに過ごそうと思う。平日出かけていることが多いので、なるべく週末は家の仕事をしたり、近所で過ごすことが多い。きっと無意識でバランスを保っているんだと思う。早く春が来て、明るく、テンション高く過ごせればいいな、と最近よく思う。暗いニュースや出口のない話ばかりでちょっと滅入ってくる。季節が変われば、時間が経てば、モヤモヤした雲も晴れるかもしれない。今週は大阪、京都に出張だったが、飛行機も減便、食事も20時までで色々と制約があり、なんだか大変な出張だった。今週のブログは「マインドセットを変える」というタイトルにした。マインドセットの意味を調べてみると・・生まれながらに持つ性格受けてきた教育経験先入観時代背景などからつくられた物の見方価値観判断基準信念思い込みといったパラダイムなどさまざまな要素から構成される、思考様式、心理状態などを表した言葉のこと。マインドセットには、プラスの好循環を生み出すマインドセットと、マイナスの悪循環を生み出すマインドセットの2種類があります。https://www.kaonavi.jp/dictionary/mind-set/と書かれている。まさしくこれだ。いろんなところで様々な人と話すと、最後に出てくるのはいつもこんな話。私たち自身が、このマインドセットとどう向き合うか、という結論になる。例えば、今学校に導入されている一人一台の端末。一部の先生たちにとっては不安と恐怖になってしまっている。〇〇したらどうしよう、落としたら、壊したら、SNSを使い始めたら・・・などなどマイナスの悪循環を生み出す要因はたくさんある。そもそも学びの道具としての認識がないICT機器。私たちが教育を受けた子どもの頃には、インターネットもPCも身近なものではなく、特別なもので、壊れやすいもので、よくわからないものだった。それが今では生活の一部になり、身体の一部になり、そして子どもたちに渡されることになった。まさに、自分のマインドセットの中にないものが、一気に普及し、「使わなければならない」という窮地に、先生たちが追い込まれているのだ。これから起きる様々なことは、おそらく誰も経験のないことだ。その時に、自分自身のマインドセットに目を向け、どんな風にプラスの好循環を生み出すマインドセットに変えていけるかがポイントになる。導入に関わっている学校の年配の先生、ICTの導入には否定的で、怖い、と言っていたが、子どもたちに手渡すときに「楽しめ、遊べ」と伝え、わかったことを教えて欲しい、と子どもたちに話していた。開き直りました、とその先生は話していたが、まさに自分で好循環に転換させた瞬間だった。SNSは今や社会のインフラでビジネスツール、ICTを使うことは必然。遊びの中からヒントが生まれ、操作技術は向上し、知識は増えていく、学びと遊びの境目は難しい。安心して失敗できる学校という場も、教育委員会も、先生も、失敗できない状態になってしまっている。 だからこそ、マインドセットを変え、柔軟に、ゆったりと、楽しみながら迎え入れ、受け入れられるようになって欲しいと思う。ハードルを下げ、縛りを緩め、遊びも、失敗も受け入れて、学校とICTのマッチングが成熟していけるといいな、と思う。そのために、大人にも、子どもにもゆとりや余白、アソビが必要だ。マインドセットを好循環にするために・・
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