• Toshihiro Doi

リーダーの役割

今週も梅雨らしい日が続き、雨の多い1週間だった。今日からまた晴れて暑くなりそうだ。去年の夏から続けていた海岸清掃も、コロナの自粛などで今月初めてお休みになった。ようやく制限が解除され、明日は久しぶりの清掃。行かなくなって初めて、その生活が当たり前になり、習慣になっていたことに気づいた。久しぶりに仲間に会えることが何より楽しみだ。こうやって習慣っていうものが形成されるんだ、ということを実感したと同時に、自分にとってこのコミュニティが大きくなっていたことにも気がついた。





今週は仕事の合間に田植えまでの最後の仕上げがあり、水を入れてからの荒掻き、代掻きに追われた。大雨の中でもずっと田んぼにいて、トラクターの上にいた1週間だった。昨年のリベンジを果たすため、気合が入っている自分にも気がついた。いよいよ今日は田植え、まずはひと段落だ。


今週のブログは「リーダーの役割」とした。GIGAスクール元年などと呼ばれる今年度、お陰様で本当にたくさんの自治体に関わることができている。2020年度はいろんなことに振り回され、翻弄されながらもなんとか整備、導入に漕ぎ着けた一年だった。そして目下の課題となっているのは、整備のその後、である。


利活用のスタートになる2021年度、とはいえまだまだ収束の見通しもはっきり立たず、そっちの対応にも追われ、いろんなリスクをはらみながらの毎日を過ごしている。1年前とは違い、整備後のプレッシャーも大きく、世間的にも期待値は高い。





全国のあちこちの教育委員会で、今年度の利活用をどう進めていくか、ということが大きな関心ごとになっている。モデル校、推進校、パイロット校、という学校単位での進め方、そして人材育成のためのエバンジェリスト、リーダー育成、名称は色々あるけれど、概ね学校単位か、先生の育成か、というものに大別される。


GIGAスクールで整備された端末のスムーズな運用のためには、管理運用を司どり、安心安全で、安定的に使うことをができる環境を整えるという部分を担う人と、授業での利活用、新しい授業デザイン、授業スタイルを研究し、研修や研究を進めていくことを担う人は、分けた方がいいのかもしれない。


管理運用は、ある程度全体をコントロールし、俯瞰して見ることや状況判断ができ、トラブルに対してのノウハウや、全体に周知し、みんなを納得させることのできる管理職に近い立場の人。そして活用部分を開拓していくのは、若くて発想が柔軟で、授業に対して変えるべきだ、という勢いのある人。固定概念に縛られないタイプの人がいいような気がする。


今回の整備の規模はこれまでとは違って、1人で対応できないことも多く、判断を迫られる場面も多数ある。だからこそ校内でチームを編成したり、さまざまな学校、地域と連携したり情報交換できるフレームも重要だ。同時に150年変わらなかった学校教育の大きな変革の時に、時代を作り出すことのできるクリエイティブな人材も必要になっている。





どちらも校内の中で重要な役割を担うリーダーだし、そこに対しての手厚い外からのサポートは欠かせない。教育委員会、GIGAスクールサポーター、ICT支援員、研修の講師となる人たちもそういう思いで、先生たちを最大限サポートできる万全の体制で臨んでいきたい。全てはこれからの教育のため、子どもたちの幸せのためだ。


大きな改革の波のど真ん中にいる今、大変なことや辛いこともたくさんあるが、今の時代に教育に関わり、改革の一翼を担えていることを幸せに感じているし、そんな心持ちで仕事ができたらいいな、と思う。思うようにいかないことや、想定外のこともたくさんあるし、従来のやり方の方が楽だ、と感じることもあるかもしれない。でも逃げずに現実と向き合い、走りながら考え、さまざまな他者と連携、協働しながら乗り越えた先には、きっと子どもたちの生きた学びの姿が見えるはずだ。それを信じて、ニコニコ楽しく頑張りたい、と思う。みなさんはニコニコ働けていますか?



177回の閲覧1件のコメント

最新記事

すべて表示