• Toshihiro Doi

小さな波から大きなうねりへ

今週は大雨が降ったり、急に寒くなったり、そして今日はまた暖かかったり、春に近づくための変化とはいえ、なんだか忙しく、着る服も悩ましい。今週は会議や打ち合わせ、学校訪問、大阪への日帰り出張と目まぐるしい1週間だった。いろんな研修なども年度末が近づき、終わっていったり、まとめに入ったり、次年度の計画や組織づくりの話、人事の話などもちらほら出るようになってきた。


先週のブログにも書いたが、この期間にどこまで次年度の組織を作ったり、準備を進められるかが次年度を左右する。しっかり準備のサポートをしていきたい。





さて、今週のブログは「小さな波から大きなうねりへ」というタイトルにした。この期間、多くの先生方と話したり、出会う中で数年前にはなかった熱量を感じることが多くある。特に GIGAスクール構想が始まって以降は増えてきた。コロナの休校時に感じたもどかしさや、そのあと大急ぎで進んできた整備。教育委員会の頑張りを現場でも感じ、自分たちも!という思いを抱いている。


特にこの年度末にかけて納品が進み、いよいよ利活用が始まり、自分たち現場も、という思いは強い。これまで一生懸命にICTを推進しようと努力してきた人たちも、そうではなかった人たちも、これを機になんとか変えたい、という思いを持っている。


私自身もそういうことをずっと考えていたタイプだったし、今もそう思っているので、どんなアプローチをしていけばいいかを常に模索している。うまくいったこと、いかなかったこともたくさんある。県教委にいたときは情報化推進班にいたので、推進力となるためにはどうすればいいかを考え続けていた。





一人の先生の思いが複数人に広がり、それが少しずつ小さな波になる。今はそのくらいのレベルかもしれないが、全国各地でその小さな波は確実に存在している。これを大きなうねりに変えていくにはどうすればいいだろうか。


昔から学校の文化では研究のためのサークルがたくさんあった。休日や夜に集まって指導案を練ったり、アドバイスをもらったり、休み時間も雑談の中で先輩たちからヒントをたくさんもらう文化があった。だんだん時代の流れでそういうものも減ってきて、忙しさも増してきたため衰退しているのが現状だ。コロナの影響も大きい。でも対話をすることの大切さは、今だからこそ感じることも多いのではないか。


公的な研修の場でもワークショップを取り入れたり、先生たち同士の会話を多く取り入れたり、忙しくてできなくなった学校での対話の時間を、研修の中に意図的に設けるようにしてきた。もっと話したい、情報交換したい、という先生たちの気持ちも、肌で感じていた。





一方で大分県授業デザイン研究会というものを2014年に立ち上げた。運営も内容もずっと手探りだが、一貫しているのは職種、業種を問わず誰でも参加できるところだ。今では学生や、大学の先生、主婦、議員、先生、支援員、行政の人など多様な職種の人がこれからの教育、こどもたちの未来について考える場になっている。そして毎回飲み会も行ってきた。今年はオンラインだが、また戻してリアルな交流の場にしたい。


つながりをつくりたい人、熱量を伝えたい人、学びたい人、いろんな思いの人があっていい。学ぶ場も多様であっていいと思う。それは子どもたちも大人も同じだ。学校に行かない選択をした子どもたちの居場所(フューチャーCプロジェクト)のサポートをしたり、多文化に生きる子どもたちの多言語スピーチ会のサポートをしたりしながら感じることだ。


学ぶ場を選択できたり、自分のニーズにあった場所がそこにあることが大切だ。いろんな人が子どもたちの未来、教育のこれからに関心を持つこと、そしてその小さな波を大きなうねりに変えていくために、まずはアクションを起こすこと、そして小さくてもコツコツ継続することが大事なのではないか。


2020年度第3回大分県授業デザイン研究会申し込みフォーム




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