• Toshihiro Doi

2021年の終わりに

今日はクリスマス、12月25日。この週末はすごい寒波がやってきて、すごく寒いらしい。2021年はずっと暖かい日が続いていたので、この寒さはしんどい。とは言え冬真っ只中のこの時期はある程度の寒さもないとおかしいことになるので、正しいのかもしれない。


今年もあと1週間で終わりを迎える。株式会社Doitも、もうすぐ1月末で3期目の終わりを迎える。ずっと小学校の先生をめざして、いい先生になるためだけに生きてきた学生時代だったのに、まさか40歳でその夢を絶ち、起業するなんて子どもの頃は1ミリも考えていなかった。でも今が最高に楽しい。





2021年の今年も、相も変わらず激動の一年だった。毎年、今年こそは静かにひっそり過ごしたい、と思っているが、そうなったことは一度もない。特に10月からの3ヶ月は、よく乗り切れた、と自分でも思うくらいのスケジュールだった。


「GIGAスクール元年」と呼ばれた今年、全国一斉に1人一台の端末整備が完了し、150年も変わらなかった教室の風景が一変した。子どもたちがそれぞれ自分の端末を手元に持つことで、グローバルでイノベーションな世界への扉が開かれるはずだった。


しかし、そもそも4年間かけてそんな世界を作るはずの構想は、1年で実現したためにうまくいっていない現実がある。そんなに簡単に色々なことは変えられない。そんな現場を目の当たりにしながら、精一杯走り続けた1年間だった。ほとんど休みもなくよく働いた。





「教育ICT」という、すごくニッチなエリアで10年近くフルパワーで働いてきたが、今年もそれなりにチャレンジすることができたと思う。

これまでの私の研修はICTの、iPadのスキルを向上してもらうための研修を極めてきた。それに関してはマイナーアップデートは続けているものの、ある程度自分なりの答えが見えてきた。


今年の新しい大きなチャレンジは、ICTのスキルアップを一切目的にせず、先生たちのマインドを変えていく研修ができたことだ。先生になったきっかけ、めざしていきたい未来、やってみたい授業・・・


コロナのおかげで現地訪問ができない日々が続き、その結果オンラインの研修に切り替えた。しかも月に1度のペースでその先生たちとオンラインで会い、その中でじわりじわりとマインドセットの変革を促してきた。


そもそもどうして教員になったのか、自分は教師として、人としてどんな人間なのか。その結果、どんな授業を目指していくのか。今の自分の立ち位置を認識した上で、どんなチャレンジをしていくのか。そのマインドを持ちながら、現場での試行錯誤を励ましながら進めてきた。


その結果、先生たちの中で探求すること、モヤモヤすることの価値や意義について伝えることができた。私自身も、日々モヤモヤしながら、葛藤しながらの探究活動を続けている。だからこそ、その楽しさや苦しさもわかる。と同時に得られる大きな達成感も知っている。





単純にスキルを向上させても、授業は変わらないことには、ずいぶん前に気づいていたが、変えるきっかけにはなると思っていた。でも今年のチャレンジの中で、そこではない領域を変化させることで、授業は変えられる、と思うことができるようになった。研修とは何か、人材育成とは何か、Creativeとは何か、そんなことを考え続けた1年だった。


2021年に出会ったたくさんの人たち、本当にありがとうございました。おかげで楽しくお仕事できました。まだまだ課題は山積です。また来年も、一緒に楽しく進みましょう。

”全ては子どもたちの幸せのために”





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