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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

Change Creative Challenge!!

今週はずっと天気が良く、爽やかな春の陽気が続いていた。今日も肌寒いけどよく晴れ、気持ちがいい。そろそろ今年の田んぼの準備もしないと、と焦る気持ちもあるが、相変わらず忙しい。


今週は島根、大分、そして東京と出張が続き、ようやく週末を迎えることができた。年度始め、人も変わって今年の見通しを立てながらいろいろな計画を練っている。今年はいよいよ利活用の年、私のような立場はとっても忙しくなりそうだ。ワクワクする学校、教室、授業をどんどん増やしていきたい。






4月に入り、いよいよ学校がスタートした。コロナは依然、収まる気配はないけど、1年前の新学期とは随分違う。去年のようなことはもう起きないと思うが、一部休校などのことは今後もあるだろう。1年かけて整備してきたICT環境がその時どう活躍できるだろうか。そのための日常活用をしっかり進める必要がある。有事の時に急に使おうと思って上手く使えるものではない。


今年は、新しいワクワクする学びが始まる、と子どもたちも期待しているに違いない。我慢の1年を過ごしていたのは大人だけではなく、むしろ子どもたちの方だ、考えているよりずっと辛かったと思う。マスクを常時着け、会話のない給食を食べ、消毒で皮膚がボロボロになってしまって、修学旅行や学校行事は軒並み十分にできなかった。楽しい思い出のない1年だった。その分今年の期待値は高い。


最近研修の後半で、今日のタイトルにある「Change Creative Challenge」というスライドを提示することが多い。2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿という答申の中で、教職員の姿、というところには


・環境の変化を前向きに受け止める

・教職生涯を通じて学び続ける

・主体的な学びを支援する伴走者の役割


と書かれている。まさしく変わること、創造すること、挑戦することが問われているのだ。





研修を依頼されるときに、「1人1台の事例を紹介してください」と言われることも多い。もちろん事例はたくさんあるけど、いつもその言葉には違和感が残る。Change Creative Challengeということを考えた時に、誰かの授業実践は、どうそこに寄与するのだろうか。公立学校の1人1台端末の実践はまさにスタートしたばかりで、誰も経験など持っていない。


だからこそワクワクするし、チャレンジできる。こんないい時代に現場で先生をできること、そんなタイミングはそうないだろう。授業はナマモノで、その一瞬にしかできないことの方が多い。同じ子どもたちに授業をしても同じことは起きない。ましてや環境や子どもたちが違うので絶対に再現はできない。だからこそ、自力を磨き、子どもたちと一緒に学びを紡いでいくことが大切なのだと思う。誰かの真似をしても何も新しいことは生まれない。





大切なのは先生自身が自分のマインドセットを変えること、これからの時代について考えること、そして目の前の子どもたちと、どんな学びを創造できるか、どこまでチャレンジできるか。そのためには、先生自身が時間や心に余白を持ち、誰かと対話したり、本を読んだり、美味しいものを食べたり、ココロやカラダを豊かな状態にしておくことが大切だと思う。週末は仕事を離れ、ゆっくり過ごすことも必要だ。


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