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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

旅に出る

久しぶりのブログ更新になる。毎週リリースをやめてから色々思うところはありながらも、忙しすぎる日々に忙殺され、結局更新もできずだったが、書いてみようと思う。


今日から旅に出る。といっても毎日のように県外出張に出掛けている自分にとっては日常ではあるけど、今回は2020年、コロナ直前に帰国したロンドン以来の海外だ。数年前のオンラインイベントで、「インドネシアの教育が熱い!」と言っていた友人に声をかけ、一緒にツアーを企画することになったのだ。





まずはどんな人たちに声をかけるか、どんなところを見てみたいか、という二人でのミーティングからスタートした。そして現地のガイドをしてくれる人たちと何度もミーティングを重ね、自分のこともたくさん話して、お互いの距離がどんどん縮まった後にいろんな提案をしてもらった。インドネシアの人たちはとにかくホスピタリティが高く、日本語がめっちゃ上手い。現地では日本人の人たちも含め、多くの人たちにお世話になるのだが、どの方もいい人すぎるくらいいい人たちだ。


私の旅のイメージも話して、誰と行くかを考えた。この先日本の教育にインパクトを与えたり、貢献してもらえるような仲間を募った。もちろん声をかけた人の中でスケジュールが合わなかった人もたくさんいたし、ぜひ一緒に行きたい、と言ってくれた人もたくさんいたけれど、結局仕事の都合や家庭の都合などもあり、今回私含め16名で行くことになった。幼児、小学生、高校生、民間の方、テレビ局の人、ADEなどなどバラエティに富んでいる。そしてそのほとんどのメンバーはリアルに会ったことがない人たちだ。





どこに行くか、何を見るか、と同じくらい誰と行くかは重要だと思っていて、見たことで何を感じたか、それぞれの目にどう映ったか、その違いを交流し、たくさん話すことでより学びは深まる。だからこそ多様なバックグラウンドを持つ人たちと一緒に旅をするのだ。


現在の日本の出生数が80万人に対して、インドネシアは480万人。6倍なのだ。

3億人近い人口の約9割がイスラーム。教育分野でも躍進が凄まじい。元々教育熱心な国民性であり、教育文化大臣にハーバード大卒、30代のユニコーン企業(インドネシア版ウーバーであるゴジェック)の社長を据え、世界レベルの教育改革を推進している。5000万人の児童生徒対象に、教育の自由化、規制緩和、その先のICTを活用した教育現場での創意工夫によってテコ入れし、教育の質の向上を計ってきたらしい。そんな勢いのあるインドネシアの教育に触れ、いろんな疑問をぶつけてきたいと思う。





日本の教育現場は疲弊し、先生が不足し、不登校の子どもたちは過去最大の数になっている。ここから浮上していくには、新しいものの考え方を取り入れていくしかないのかもしれない。いいとこも悪いとこもこの目でしっかり見て、感じて、考えてきたいと思う。旅を通して自分がどう変化していくのかもとても楽しみだ。


10日間の旅の中で、できれば何度か更新したいと思うので、みなさんぜひ読んでください。



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