Toshihiro Doi2019年10月19日読了時間: 3分collaboration先週末は熊本日帰り、今週は東京に行ってきた。今月は4週連続の東京だ。久しぶりの六本木ヒルズ、そして記者会見、打ち合わせ、幕張メッセとバタバタの出張だったが実り多い時間だった。稲刈りも終わり、新米も美味しくいただけて幸せだ。ようやく涼しくなってきて、秋を感じることができるようになってきた。さて、今週は”collaboration”というタイトルにして書いてみようと思う。意味を調べると「協力、協同、援助、共同研究、合作、共著、利敵協力」と出てくる。仕事を辞めて起業し、もちろん一人会社なので従業員はいない。基本的には自分で予定を立てて、飛行機や電車を手配し、宿を予約し、アポの時間に合わせて出向いて仕事をする。これまでは学校という組織、県教委という組織の中で、チームの構成員の一人として働いていた。その時は、それぞれ担当があって、必要なメンバーでプロジェクトを進めていく。当たり前にあった「組織的に働く」ということがなくなったのだ。最高のメンバーで気持ちよく働ける時もあれば、窮屈で、自分の思いが叶えられない組織の場合もあるだろうし、うまくいかないこともある。それは大人も、子どもたちも同じで、人間関係がうまくいかない時もある。そんな時、どうしたらいいのだろう。逃げる?我慢する?変える?いろいろな選択肢があり、その時々で判断を迫られるはずだ。起業してみると、今まで関わることのなかった人とたくさん出会うようになる。声をかけられなかった人たちからたくさん声をかけてもらえるのだ。若手起業家の人、異業種の人、同業だけど、関わってなかった人。私の持っている経験値や知見は、思いの外いろんなところで役に立つことがわかってきた。世の中には、「子どもたちのために」という思いを持っている人がたくさんいることもわかってきた。年齢や立場に関係なく、思いを共有できる仲間と、どんどん楽しいcollaborationが自由にできる。私にとってはものすごく楽しく、恵まれた環境だ。自分一人ではできないことが、誰かと一緒に考えると形にできる。それが子どもや社会の役に立つ。異業種だからできること、新しい発想はたくさんある。テクノロジーがどんどん進み、通信インフラもよくなってくれば、地方のハンデもなくなってくる。現に私の仕事もそんな様相だ。学校の中で身につけるべき力は、これなのではないだろうか?無料でいいコンテンツが簡単に手に入り、自分で学習できる環境が手に入る今、これからの働き方は、collaborationが重要だ。うまくいかなかった時、一人で解決できない問題に対峙した時、助けを求め、協働する事。折り合いをつけながら関係性、信頼関係を築き、自分ではない誰かのために誠実に働く事。それぞれが自分のことを知り、自分らしく働くためにもcollaborationは必然だ。顔を合わせて学ぶ場が学校であるならば、これから必要になるであろう力をつけて社会に送り出すために、どんな教育活動を行うべきか。そのためにもまずは私たち大人が、いろんなところで協働し、生き生きと働く姿を見せていきたい。
先週末は熊本日帰り、今週は東京に行ってきた。今月は4週連続の東京だ。久しぶりの六本木ヒルズ、そして記者会見、打ち合わせ、幕張メッセとバタバタの出張だったが実り多い時間だった。稲刈りも終わり、新米も美味しくいただけて幸せだ。ようやく涼しくなってきて、秋を感じることができるようになってきた。さて、今週は”collaboration”というタイトルにして書いてみようと思う。意味を調べると「協力、協同、援助、共同研究、合作、共著、利敵協力」と出てくる。仕事を辞めて起業し、もちろん一人会社なので従業員はいない。基本的には自分で予定を立てて、飛行機や電車を手配し、宿を予約し、アポの時間に合わせて出向いて仕事をする。これまでは学校という組織、県教委という組織の中で、チームの構成員の一人として働いていた。その時は、それぞれ担当があって、必要なメンバーでプロジェクトを進めていく。当たり前にあった「組織的に働く」ということがなくなったのだ。最高のメンバーで気持ちよく働ける時もあれば、窮屈で、自分の思いが叶えられない組織の場合もあるだろうし、うまくいかないこともある。それは大人も、子どもたちも同じで、人間関係がうまくいかない時もある。そんな時、どうしたらいいのだろう。逃げる?我慢する?変える?いろいろな選択肢があり、その時々で判断を迫られるはずだ。起業してみると、今まで関わることのなかった人とたくさん出会うようになる。声をかけられなかった人たちからたくさん声をかけてもらえるのだ。若手起業家の人、異業種の人、同業だけど、関わってなかった人。私の持っている経験値や知見は、思いの外いろんなところで役に立つことがわかってきた。世の中には、「子どもたちのために」という思いを持っている人がたくさんいることもわかってきた。年齢や立場に関係なく、思いを共有できる仲間と、どんどん楽しいcollaborationが自由にできる。私にとってはものすごく楽しく、恵まれた環境だ。自分一人ではできないことが、誰かと一緒に考えると形にできる。それが子どもや社会の役に立つ。異業種だからできること、新しい発想はたくさんある。テクノロジーがどんどん進み、通信インフラもよくなってくれば、地方のハンデもなくなってくる。現に私の仕事もそんな様相だ。学校の中で身につけるべき力は、これなのではないだろうか?無料でいいコンテンツが簡単に手に入り、自分で学習できる環境が手に入る今、これからの働き方は、collaborationが重要だ。うまくいかなかった時、一人で解決できない問題に対峙した時、助けを求め、協働する事。折り合いをつけながら関係性、信頼関係を築き、自分ではない誰かのために誠実に働く事。それぞれが自分のことを知り、自分らしく働くためにもcollaborationは必然だ。顔を合わせて学ぶ場が学校であるならば、これから必要になるであろう力をつけて社会に送り出すために、どんな教育活動を行うべきか。そのためにもまずは私たち大人が、いろんなところで協働し、生き生きと働く姿を見せていきたい。
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