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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

SCHOOM〜子どもたちと学ぶ場〜

連休も絶好の天気の中、粛々と終わり、大分では次週から学校が少しずつ再開されるところも多い。うちの子どもたちも”分散登校”というあまり学校で経験のない状態で登校が始まる。


今週は田んぼの池周りの清掃もあり、いよいよ田植えに向けて準備が始まる。うちの田んぼはため池から水が供給されているので、その池を組合で管理している。草刈りや、水路の清掃、管理、水の出し入れなどをみんなで管理するのだ。田んぼはずらっと並んでいるので順番に水が入っていく。大きな台風や大雨も多いこの地域では、そんな時の対応もしていく。


お互い顔を知っているので、田んぼで作業していると寄ってきて、世間話をしたり、いろんなアドバイスをくれる。こういうコミュニティの中で年長者の経験を聞き、いろんなことを学んでいくのだ。





今週のブログは「SCHOOM〜子どもたちと学ぶ場〜」とした。まもなくスタートする、新しいオンライン学習プラットフォームだ。3月からの休校措置も2ヶ月を超え、長いところでは今月末までひとまず続く。その間、全国の自治体や学校で、様々な取り組みが行われている。オンラインでのセミナーも日常化してきた。テレワークの生活に慣れてきた人も多いと思う。


しかし、教育の世界だけはなかなか進んでいない現状もある。子どもをもつ多くの家庭では、ゲームや動画に没入する子どもたちを見て、不安を感じている。子ども自身も、不安や寂しさ、ストレス、色々な思いを抱えた毎日を過ごしている。そして先生をはじめとした大人たちも「何かしたい」という思いを持ちながら、できないもどかしさを感じ、どうしていいかわからない人も多いはずだ。


そんな中、とりあえず動いてみたい、という熊本の同志に招かれ、そしてその前に相談を受けていた東京の同志をオンラインで引き合わせ、あっという間に話は固まった。その後それぞれがオンライン上で得意な部分を担当し「走りながら考える」という意思統一のもと一気に形を作ってしまった。それがこの「SCHOOM」だ。





学びたい子どもと、何かを伝えたい大人のマッチングサービスだ。使うツールは主にはzoom、スケジュール管理、時間割にTimeTree、あとはメールや登録用のフォーム、ブログのnote、などだ。全てオンラインで完結する。


パソコンやタブレットがあればいいが、スマホだけでもなんとかなる。このくらいのICTリテラシーは、子どもたちはすでに持ち合わせている。講師は大人であれば誰でも、受講者は大人から子ども(小1以上)まで、誰でもOK。内容も自由、事前に申し込みをすれば参加可能。


迷っている人もとりあえずチャレンジしてみたら面白いと思う。そしてこの取り組みは”子どもたちのため”というだけではなく、オンラインでの授業について不安に思っている先生、地域や家庭の中でモヤモヤしている大人たちの一助にもなりたい、という思いがある。大人がチャレンジする場としての機能も果たしたい。失敗してもいい、ゆるい場として使っていきたい。もちろん運営の私たちも、いくつか授業をしてみようと思う。





公務員を辞め、民間人になった私だからできるプラットフォームの創出、今の自分の立場でできることを、楽しみながらやっていきたい。そして誰かの、何かの役に立ちたい。そういう誰かのために、という思いを貫いて働く大人に、これからの子どもたちもなって欲しい、と願う。そんな背中を見せられる大人でありたいな、と思う。


迷っている人はとりあえず登録してみましょう。そして今週末、登録していただいた講師の方向けの説明会も予定しています。まずは熟読し、小さな一歩を踏み出しましょう。お待ちしています。

#SCHOOM #ZOOM #オンライン #学校 #プラットフォーム #ICT


SCHOOMでは、教員免許の有無に関わらず、誰でも講師になれます。ぜひ、ご自身の経験をここで活かしてください。

・お申し込みはこちらからになります。 t.ly/Q6zk

・SCHOOMについて、簡単に1枚にまとめたもの t.ly/vUmq

・もう少し詳しくスライドとしてまとめたもの t.ly/7ZQb

・動画にしたもの https://youtu.be/jdjcw13RD4s

詳細は note https://note.com/learningforkids Facebookページ https://bit.ly/2L8WqBF 等で発信していきます。是非フォローをお願いします。



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