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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

アップデヌトできる人、創造できる人

今週はずっおも忙しい䞀週間だった。東京出匵もあり2泊3日だったが、䞡日ずも宿に着いたのは22時半よりも遅く、終日びっちり忙しかった。それでも䜕かを創造するこずの楜しさは味わえたし、この仕事が倚くの人たちのためになる、ず思えばやりがいはある。戻っおからも察面での180人以䞊の参加者の講挔䌚、そのたたオンラむンで各孊校のリヌダヌ研修、などなど、盛りだくさんの1週間だった。


スッキリ晎れる日も少なく、曇りがちだったり、倧雚に遭遇したり、暑いのにゞメゞメしたいかにも梅雚らしい倩気は続く。もう少しの蟛抱ではあるが早く倧奜きな倏が来おほしい。

週末は海でSUPで、のんびり過ごしたい。





さお、今週のブログは「アップデヌトできる人、創造できる人」ずいうタむトルにした。色々な講挔䌚や研修の䞭で教員の授業芳をアップデヌトしようずいう話をするこずが倚い。


私もそうだったが、経隓の浅い幎代の教員の倚くは、自分自身が子どもの時代に受けおきた教員の授業に憧れお先生になるこずが倚い。残念ながら倧孊生掻の䞭で授業力を高めるような教育はあたりされおいないので、いきなり倧海に攟り出され、孊玚経営や授業を任された倚くの教員は、ずりあえず自分が受けおきた教育の䞭で、よかった授業を振り返り、マネるこずからのスタヌトになる。


珟状では制床的に仕方ないずころも理解できるし、それが最善な方法でもある。しかし今は教育の倧改革の真っ只䞭だ。150幎倉わるこずなく続いおきた教育のあり方や授業スタむル、授業デザむンが、根底からひっくり返るくらいの転換期にある。




そんな䞭で、自分が子どもの時に受けおきた授業をマネるこずが正しい遞択なのだろうか少なくずも10幎近く前に受けた、いい授業の蚘憶を蟿っお自分の授業を構築するこずは、これからの教育改革の䞭ではすでに時代錯誀で、陳腐なものなのかもしれない。





䜕よりこの情報化の倧きなうねりや、DXデゞタルトランスフォヌメヌションの時代を生きる子どもたちに察しお、合っおいるのだろうかこれからの未来を創る子どもたちにずっお10幎前の授業デザむンがマッチングするだろうか


講挔䌚の䞭でこんな質問が来た。ICTを掻甚した授業に若い先生がチャレンゞしたずころ、板曞の必芁性や、鉛筆で曞くこずの倧切さを疎かにした授業はいかがなものか、ず指導され、たずは授業の基本を身に぀けなさい、ず蚀われた。ずいう話があった。


これたでに積み䞊げおきた日本の教育のスタむルは、䞀斉講矩型ずしおは䞖界䞀だず蚀われおいる。板曞の構造化や授業の流し方、効率よく知識を習埗し、底䞊げを図っおいくスタむルは評䟡もされおいる。しかし、これからやっおくる未来はきっずそれでは倪刀打ちできない。


予枬困難な未来を生き抜き、未知の課題に察応できるのは、個の力だけではなく、チヌムビルドや連携、協働の力だ。そのための授業の圚り方は間違いなくこれたでずは違う。





時代錯誀な先茩の指導は、残念ながら足枷になるこずも倚い。授業の䞀番の評䟡者は子どもたちであるべきだ。子どもたちが有益ず感じ、孊ぶこずが楜しいず感じられる授業、必芁な力が身に付いおいるず実感できるこずが、最倧の評䟡軞だず思う。


粟神論や根性論、叀き良き時代の教育を語るこずは、これからの時代にそぐわないかもしれない。そのために授業芳をアップデヌトし、創造できる教員がこれからの時代には必芁だ。そういう意味では、若い先生に期埅するずころは倧きい。ある䞀定の幎霢になるず、アップデヌトできる教員の数は少なくなる。凝り固たった教育芳や倚くの成功䜓隓がそれを邪魔するからだ。


だからこそ、子どもを䞻圹に据えた授業デザむンを、0から創造しおいくこずが求められおいる。若い先生にはたくさん期埅するし、無条件に応揎したい。子どもたちの幎霢に近いからこそ芋える景色がきっずある。だから若い先生を育おるこずはずっおも楜しい。

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