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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

ワクワクしながら働く

気づけば9月ももう終わり、今年はあっという間に日が経つ気がする。季節の行事や、当たり前にあったスケジュールも、なかなかできないまま、日にちだけが過ぎていく。もうあと3ヶ月で今年も終わり、と思うと信じられない気がする。


彼岸花も今年は少し咲くのが遅かった。草花ですら少し天候の変化を感じているのかもしれない。今年は米作りもうまくいかなさそうだ。大きな台風や、異常気象による病気の発生で、これまでで1番の失敗の年になりそうだ。去年よりもバージョンアップして、しっかり頑張っていただけに悔しい・・次年度リベンジするためにも、今から色々と思案していきたい。10年やってても試行錯誤は続く。






今週のブログは「ワクワクしながら働く」とした。大人になって、社会人になった時、皆さんはどうでしたか?私は小学校4年生の時に「小学校の先生になりたい」と思い、それから12年間、ずっとそのことを夢見て生きていた。いい小学校の先生になるには、どうしたらいいか、何を読んで、どんな体験をしていればいい先生になれるか、それをずっと探求していた。


なので、地元に戻って臨時講師として学校に行くことになった年は、毎日が素晴らしい日々で、働けることが幸せだったことを覚えている。その時小学校4年生だった子どもたちは、もうすぐ30歳になる。いまだに交流がある、思い入れの強い1年だった。


あれから20年が経つが、まだ私は、ワクワクしながら働くことができている。昨日から新しいプロジェクトがいよいよスタートした。GIGAスクールの端末整備の目処がつき、あとは納品を待つ段階になっている自治体も多い。






今回のGIGAスクールは、単純に効果的なICTの活用や、いい授業、わかる授業のための利活用ではなく、いろんなことを根底から考え直すほどの大きな改革だと思っている。これまでずっと変わらなかった学校の文化を、DX(デジタルトランスフォーメーション)していく絶好のチャンスだ。


使えばいい、ということではなく、そこに文房具のようにあることを前提にして、どんな授業を組み立てられるか、どんな探求をし、プロジェクトを作っていくか。そのための時間の捻出や、ゆとりの生み出し方、業務の効率化、そういうものを総合的に考え、変えていく。


社会の変化に合わせて、学校の文化もようやく変わることができるのだ。そんなタイミングで、その仕事をど真ん中で、素晴らしいプロフェッショナルなメンバーや、環境でやれることにワクワクする。そして、いろんな自治体、教育委員会とコミュニケーションをとりながら、現場にも直接入り込み、パラレルに働けることは幸せだ。





何よりそれが、子どもたちのためになっていると実感できていることが素晴らしい。そして子どもたちの力で、地域を、社会を、未来を変えることができたら、どんなに楽しいだろう。そんなことを考えるとワクワクしてくる。


そのために、同じ気持ちを持った仲間を増やしながら、あちこちでDXが起こり、それが大きなうねりになることを夢見ている。そのためにも、地道に、一つずつ丁寧に変えていきたい。そんなワクワクしながら働く大人の姿が、子どもたちへの、何よりのキャリア教育だと思う。そして子どもたちも、ワクワクしながら学べる学校になってほしい




DX(デジタルトランスフォーメーション)の意味

デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること

既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすもの





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