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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

博士ちゃん

寒い日が続いおいお、いよいよ幎末感も高たっおきた。今週も埌半は東京出匵。郜内は人も倚かった。銀杏䞊朚がずっおも綺麗だった。そしおPTAの仕事で週末は沖瞄・・䜓調壊さないようにこのたた今幎も走り切りたい。


孊校も研究シヌズンを終え、成瞟凊理や期末敎理に远われる時期、先生たちもゆっくり䌑める幎末はすぐそこ、コロナも増えおいるけど元気に乗り切っおほしい。





さお、今週は珍しくテレビの話題だ。今回のワヌルドカップ、テレビの攟送はあたりなく、むンタヌネットを通しお芖聎した人も倚かったず思う。私もベッドの䞭でスマホで芋た詊合の方が倚い。


実際は、スマホで芖聎すればどこにいおも芋れるし、詊合䞭もカメラのアングルを切り替えられたり、チャットでのコメントが芋れたり、実はテレビよりも芋やすかった、ず感じた人も倚いのではないだろうか。メディアの圢は、こうやっお少しず぀倉わっおいくのだ、ず実感した。


そんな䞭で、私が気に入っおいるテレビ番組の䞀぀に「博士ちゃん」ずいう番組がある。番組のペヌゞを芋おみるず


教宀で授業をしおくれるのは 

異垞なたでの奜奇心によっお、倧人顔負けの知識を身に぀けた

子どもの“博士ちゃん”


ずある。ずにかく䞀぀のこずに興味関心を持ち、培底的にそれに぀いおの知識を埗お、なおどんどん探求しおいる子どもたちが毎週出おくるのだ。そんな子どもたちが、自分のこだわりを披露したり、クむズを出したりする番組だ。





そのゞャンルは様々で、昭和歌謡、電化補品、石、信号機、お城、野菜、セロテヌプアヌトなどなど、どれも身近にあっお、なんずなく知っおいるものを様々な子どもたちが、ずこずん探究し続けおいるのだ。そのマニアっぷりや探究の姿勢は玠晎らしく、専門家ず察等に枡り合えるくらいの知識を身に぀けおいる。


時折博士ちゃんの家族が出おくるが、圓然子どもだけでは限界のある探究掻動も、家族がサポヌトし、いろんな堎所に連れお行ったり、䞀緒に調べおいる堎合もある。䜕がきっかけでその道に入ったのかはわからないが、ずにかくこだわっおいるこずはどの子を芋おも感じる。そしおそのそばには、それを吊定せず、枩かく芋守る家族がいる。


内閣府総合科孊技術・むノベヌション䌚議教育・人材育成ワヌキンググルヌプ 2022.4.1


ずいう資料の䞭にこんな䞀節がある。


「個別最適な孊び」ず「協働的な孊び」の䞀䜓的な充実を図り、「そろえる」教育から「䌞ばす」教育ぞ転換し、子䟛䞀人ひずりの倚様な幞せwell-beingを実珟するずずもに、䞀぀の孊校がすべおの分野・機胜を担う構造から、協働する䜓制を構築し、デゞタル技術も最倧限掻甚しながら、瀟䌚や民間の専門性やリ゜ヌスを掻甚する組織教育DXぞの転換を目指す。これを実珟するためには、皆同じこずを䞀斉にやり、皆ず同じこずができるこずを評䟡しおきたこれたでの教育に察する瀟䌚党䜓の䟡倀芳を倉えおいくこずも必芁


2050幎に求められる仕事のスキルも、今のような真面目でミスがなく、きっちり仕事をこなすこずではなく、革新性や専門性、远求しおいく力が求められおいく、ず蚀われおいる。だからこの番組に出おくるマニアックな子どもたち、いわゆる「博士ちゃん」をいかに孊校教育の䞭で芋぀け、育お、䌞ばしおいけるのか、ずいうこずが問われおいるのではないか、ずい぀も思っおしたう。





あの番組の䞭には、これからの教育のヒントがいっぱい詰たっおいるような気がしおいる。他にも情熱倧陞や、プロフェッショナル、こういう”人”にフォヌカスした番組はなんずなくチェックしおしたう。


オヌルドメディアになり぀぀あるテレビも、テレビでしかできない衚珟や取材力はあるし、クオリティは高いず思う。しかし、これからを生きる子どもたちは、これたでのようなテレビ䞀蟺倒ではなく、むンタヌネットを含む様々なメディアを、自分たちの甚途に応じお最適なものを遞んでいく力が求められおいる。そういう倚様性を容認しおいく姿勢が、今の私たちにも求められおいるのかもしれない。



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