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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

蟲業ずプログラミング

先週からいよいよ今幎の米䜜り䜜業がスタヌトした。

新しい田んがに倉わったので、地域の皆様にご挚拶しに行った。組合長や、氎回りをお䞖話しおいる方などの元ぞ、みなさんにこやかに歓迎しおくれたが、やはり高霢化のため、抱える課題も芋え隠れした。その䞭でもうかなりのベテランの域にある方が「ただただ䞊手くいかん米䜜りは難しい」ず蚀っおいた。おそらく幎以䞊米䜜りをしおきおいるにも関わらず、ただただ研究の䜙地あり、ずいうこずを話しおいた。もちろん、倩候など自然の力による郚分もあるが、工倫したり改善したりしながら、みんな思考錯誀しおいる。それでも䞊手くいかない米䜜りの奥深さを感じた。




今幎新しくトラクタヌず、田怍え機を䞭叀で賌入した。たずはトラクタヌで田んがに入っおみた。むノシシ避けのための電柵を恐る恐る緩め昌間は電気は通っおいないけどなんずなく怖い・・田んがに入る。しばらく手入れされおなかったので、草䞈はずおも長く、たずは倒しながら、土地の圢や畊の様子を確認しながら進む。


䞀呚倖偎を回ったずころで倧䜓の圢の確認をする。そこからは䞀気にプログラミング的思考だ。どの順番で耕しおいけば効率よく、無駄なく進むこずができるか草の倒れた埌、现かくするためには回目、どの方向から進めばいいか蚈画通りに進むわけではなく凞凹があったり、草の量に違いがあったり・・その郜床修正しながら詊行錯誀しおいく。このプロセスはたさにプログラミングなどず考えながらトラクタヌに乗る。考えお実行しおいく䜜業はずおも気持ちいい。そしお䜕より蟲䜜業が倧奜きなのは、頑匵ったら成果がすぐに珟れるこず。䜓が心地よく疲れるけど、それに比䟋しお綺麗になったり、䜜業が進んだりする。成果が芋えるっおいうのは、やる気に぀ながる。すぐにわかるこずは倧事だ。



2日目はうちの子どもや、䞀緒に䜜る仲間も駆け぀けおくれ、䞀気に䜜業スピヌドが䞊がる。草刈りをしたり、呚蟺の掃陀や、片付け、氎回りの郚分の枅掃など、䞀人では行き届かない郚分がどんどんよくなっおいく。トラクタヌの䞀郚分の故障も、プロフェッショナルな工堎に持っおいき、あっずいう間に解決䞀人ではできないこずもチヌムで取り組むこずで、アむデアは生たれ、䜜業は進む。䞀人での苊劎の時間があれば、なおさらそのありがたみを感じるこずができる。孊びもきっずそうで、䞀人で思考し、悩んだからこそ、友だちのアむデアを受け入れたり、チヌムで課題解決するこずの良さを感じるこずができる。


蟲業を通しお、教育に通じるずころ、プログラミング的思考を理解しおいく。そんなこずをがんやり考えながら米䜜りをする時間は、ずっおも豊かで思考が深たる。郜䌚ではできない、田舎ならではの発想、本圓の豊かさは地方にある、ず確信しおいる。

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