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  • 執筆者の写真Toshihiro Doi

぀の卒業匏

今幎の春、長男、長女が卒業した。぀違いのふたりは小孊校ず䞭孊校を卒業し、高校、䞭孊ぞず進孊する。必然的に校皮の卒業匏に出垭するこずになる。珟圹の頃は毎幎のように送り出す職員だったり、担任だったが、保護者ずしお出垭する卒業匏だ。

職業病ずしお気になっおしたうのが音響であったり、装食、挔出などだ。぀い぀い色々なこずを芋回しお気にしおしたう。ひず昔ほど、華矎な装食はなくなり、すっきりした䌚堎づくりだったように感じた。地域差はあるものの、過剰な挔出などもなくシンプルな構成だった。



教職員もよく知っおいるし、挚拶しおいる方々も顔なじみの方ばかりだ。小さな田舎の孊校だからこその、色んな人の顔の芋える匏だった。

子どもたちは感動の涙を流し、本圓に心枩たる卒業匏で、特に䞭孊校は先生䞀人ひずりずの思い出を子どもたちが呌びかけ、想いを䌝えおいた。きっず先生たちもうれしかったし、思い出が蘇ったこずだず思う。やはり子どもたちの想いのこもった蚀葉や歌は人の心を動かす。私も珟圹の頃は子どもたちにそう話しおいた。


元々、皆さんのよく知る別府垂の生たれだった私たちが、わざわざこの日出町倧神ひじたちおおがずいうずおもありがたい名前の土地に来たのも、先週ブログに曞いた蟲業をしたかったこずや、田舎で子育おしたかったこずが理由だ。毎日キロ近くある通孊路を歩いお通わせたこずもあり、本圓に地域の䞭で育おおもらった思いは匷い。良くも悪くもみんな知り合いのコミュニティが圢成されおいる。



「開かれた教育課皋」ずいわれるが、そもそも孊校や地域の関わりの床合いはその土地や孊校の颚土によるずころが倧きい。子どもたちが元気に通い、のびのび育぀ためには孊校の先生のみに䟝存するのではなく、チヌムずしお地域の䜏民であったり、保護者が関わりの意識を持぀こずが肝芁だ。そしおそういう颚土を䜜っおいくのは、管理職のあり方だったり、想いだず思う。どんな孊校を䜜るか、ずいうビゞョンがあればこその孊校経営だ。


それは教諭も同じで、どんな子どもたちを育おたいか、そのためにどんな授業を展開すべきか、教材をどう扱うか、じゃあそこにどんなツヌルが必芁か、ICTはどう寄䞎できるか・・・ずいうように萜ずし蟌んでいくべきだず思う。珟状があり、課題を芋出し、ビゞョンを描き、授業をデザむンする。「手段ず目的」ずよくいわれるが、基本の郚分をもう䞀床芋盎し、子どもたちに察峙しおいきたいし、そのお手䌝いやサポヌトは党力でしたいず思う。

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